調停調書の内容は判決と同じ効力を持つ

何回か調停が行われた結果、夫婦の気持ちも固まって離婚の合意が成立し、またその他の離婚にともなう問題、慰謝料や財産分与、親権者などについても、双方が納得する結論が得られ、さらに調停委員会または家事審判官も「離婚するのは妥当だ」と認めた場合、調停は成立となります。

調停が成立すると、調停委員、裁判官、裁判所書記官の立ち会いのもとで、調停での合意内容を記した「調停調書」が作成されます。調停で決まった内容はそのまま調書に記載されることで完全となります。

話し合った事柄や合意した条件、内容について調停の最終段階で一つ一つ念を押されますから、その時点でもう一度、内容に誤解はないか、合意した条件でいいのか、条件が履行可能か、よく確認してください。

いったん調停調書に記載されてしまうと、その効果は強力です。確定した判決と同じ効力を持ち、控訴や上告など不服を申し立てる手段はありませんし、これによる強制執行もできるものですから、くれぐれも慎重さを失わないようにしましょう。

ただし、ワープロによる書類作成上、誤記や間違えがないとは言い切れませんから、受領後もよく内容を確認することが大事です。間違いを見つけたら、直ちに裁判所へ申し出て訂正してもらいましょう。

こうして調停調書が作成されると家庭裁判所の手続きは完了で、調停は成立して終了します。

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